心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

「よく最後まで泣かないで頑張ったわね。もういいのよ、我慢しなくて…。泣きたいだけ泣きなさい。」


そして私は涙腺が壊れたかのように泣きじゃくった。


それでも先生は私のことずっと抱きしめて、優しく頭を撫でて包み込んでくれたんだ。


「落ち着いた?」


「はい。すみません。」


「そのことについてどうしたい?」


「もうどうしたらいいか分からないの…」


そう言うとまた涙が溢れてきた。


「そう…。今回はえりちゃんは何も間違っていないよ。大丈夫だから。」


そう言って私を安心させてくれた。


「これだと明日、腫れちゃうわね。ちょっと待っててね。」


そしてまたキッチンの方へ戻って行った。


「こんなのしかないけど、冷やさないよりはいいから。」


「ありがとうございます。」


先生がくれたものはビニール袋に氷を入れたものだった。


そして先生は、


「えりちゃん、少しだけ話しておきたいことがある。」


と真剣な顔をしてそう言った。