心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

「ちょっとどこ行くの?」


と桃子ちゃんが尋ねてきた。


今さら何なの?


引き止めてどうするつもり?


「帰るのよ!どんなに私が待っていようと平気で遊んでいられるんだから三人で遊べば!私なんかいてもいなくても変わらないんでしょ!」


そして急いで改札を抜けて××線のホームまで走り、ホーム内の椅子に座った。


どうして?涙が止まらない。


とめどなく溢れるばかりの涙をハンカチでぬぐいながらポケットからケイタイを取り出す。


そして電話帳からあの人の名前を探した。