少しすると未菜も落ち着いて来てようやく泣き止んだ。



「本当にごめん。」



「ううん。
ちょっとムカついたけど嬉しかったの。」



「うん。
俺も未菜に会えて嬉しい。」



「蓮、おかえりなさい。」



「ただいま。
長いこと待たせてごめん」



「本当だよ~!!

…まぁでも…
今度腕前の上がったお菓子たくさん作ってくれたら許す♪」



「未菜の為ならいつでも作るよ。」



「わーいっ♪」



そして二人は見つめあって家であることを忘れて何度も何度もキスをした。