……そして夜…… --ザー…-- 「うわ。すごい雨だな…」 「そーだね… ね…ねぇ?雷とか鳴らないよね?」 「さぁー…天気予報士じゃないから分かんない」 ………確かに。 と未菜は心の中で頷いた 「さて… そろそろ俺風呂入るわ」 「は…はーい」 蓮はいつも未菜の大分後にお風呂に入るのだ 未菜は何気なく窓を見た 外は雨がやむばかりかさらに激しさを増していた 「雷…まさか鳴らないよね…?」 「…雷怖いの?」 「うん…。 って蓮お風呂早くない?」 「未菜がいつも長すぎるだけ。」