「じゃあ、お母さんが行ってくればいいじゃない」 「お母さんも行くわよ。だから菜々実も......「私の気も知らないで、そんなこと言わないでよ!!」 私は、ベッドから降りてお母さんが立っている部屋の入り口のドアを思い切り閉めた。 ―――バタンッ 「菜々実!?」 お母さんがそう私のことを叫ぶ声なんて無視して私はまたベッドの上に横たわった。