「砂浜で、歌ったよねっ」 「……そうだっけ」 「毎年8月。奏が引っ越すまでだよっ」 「はいはい」 奏……? すっかりダルイ男の子になっちゃった。 確か1コ上なんだ。 もう中学2年か。 早いな…… 「つーか、なんでいんの?」 「だから、ミコトのお嫁さんと一緒にっ」 「えっ」 突然立ち上がった奏。