――――――――
――――――
――――



「みくから連絡は?」


週末―

僕たちは決まってライトの家に集まった。


“forRami”と書かれたプレートは少し錆びてしまった。


もう何年経っただろう――


「もしかして、日本にいてへんのちゃうか?」


ミコトがふいに言った。

僕も思った。

手当たり次第探していないなんて。


「そうかも、な……」



ライトがまた、目を伏せた。