―――――……


「あのね、ライト。あたし夢があってね」


「うん?」


俺の腕の中で
幸せそうに微笑んだ


お前のその夢を――


“ジュエリーのブランドで羅未がモデルをするの。素敵じゃない?”



叶えると誓った――



なあ みく

俺はずっと自分のためだけに

生きてたんだ


他人なんて

信じられなかった


お前と出逢って

俺は変わった――


それが

‘運命’って

やつなのか?――