「……夜は遅くなるから、適当にご飯食べてだってー」
「わかったぁ…」
てことは、夜ご飯は作らないとな…。
ま、それは置いといて着替えてこよう。
あたしは着替えるために再び自分の部屋に戻った。
「――…これでいっか」
今日は休みだしラフな格好にした。
着替えが終わったのでリビングにいくと
さっきまでいた馨がいなかった。
遊びに行った…?
いや、でも声くらいかけるよね…。
――――――――ドタドタッ…
すると、玄関のほうから走ってくる音が聞こえた。
「――…ね、ねーちゃん!」
「…何だ、馨いたの?遊びに行ったかと思ったよ〜」
「それどころじゃないよ!」