俺は一人屋上に行った
そこには先約がいた
多分先輩だろう
顔は整っていて髪は長いダークブラウン
まぁ弘樹の好きそうな女であることは間違いないだろうな

「君一年生でしょ?いいの?こんなとこにいて」
「それは先輩もじゃないんですか?」
「そうね。私もね。人の事言える立場ではなかったわね。ゴメンナサイ」
「いや別に気にしてないんで」
「そう、優しいね」
「優しい?俺が?」
「違った?」
「ただいちいち気にしてることがめんどくさいだけですよ」

そう俺は毎日をそう過ごしてきた
今もそしてこれからもずっとそうだと思っている