「えっ!!今33なんですか?」
「そうよ?」
「かぁさんが17の時に出来た子供だし俺」
「まだ高校生だったのにやらかしちゃったわ」
「やらかしすぎですね」
「まぁ柚希と逢えたしいいんじゃないか?」
「うっ…真顔で言わないでよ馬鹿!」
「んー?」

なぜか顔を赤めて恥ずかしがっている柚希。なんか言ったか俺?

「うーん、あたしって天然だったかなぁ?」
「なんだよ急に」
「いやね?あたしの息子だから似ちゃったのかなって。でも天然って言われた事ないよのねぇ」
「馬鹿にしてるだろ?」
「まぁ気にしない急にしない!」

まぁ二人で笑っていると柚希が頭をいたそうにしながら苦笑いしていた。そして俺はずっとこれが続くようにと願っていた。