果てない空

そうやって笑いあっていつの間にか夜が暮れ皆眠りについた。

翌朝

「ふぁ~」
「一夜遅刻じゃないの?柚希ちゃんもだけど」
「んーまぁしゃぁない、昨日呑んだし頭いてぇ」
「んじゃぁ連絡しとこっか?」
「んーお願い」
「はいはーい、てか初めてで緊張するかも」

まぁ連絡するのは大抵俺からしてたから初めてなのは仕方ない事だ。

「普通に電話すればいいんじゃねぇか?」「うーん、先生と話した事無いのよねぇ」「今まで話す機会も内容も無かったからだろ?いなかったし」
「…根に持ってる?」
「もたないとでも?」

満面の笑みで言い返してやった。

「…ゴメンね」
「冗談だよ、また家族に戻るには今までの事を改善していく事からだろ?だからもういいよ、直してくれるなら」