「は?マジで?」





「あぁ。間違いない。」





「良かったじゃん」






「良くねーよ」





「なんで?」





「嫌いって言われたんだぞ?」





現在、夜の9時半。夕食も入浴も終わって、9時就寝。





しかし眠れないでいた俺は、蓮に女を見かけたことを電話で話した。






「珍しいな?お前がそこまで気にするなんて」






「別に気にしてねーよ」




「じゃあ明日また声かけてみろよ。今何言ったって始まらねーぞ。」





「そうだけどさ…」





「とりあえず寝ろ。じゃあな」





「お、おい」




コイツ、切りやがった…






くっそー、どうすっかなー





蓮と電話した後も眠れないでいた





あー、女どもの相手で疲れてるのに女1人のことで眠れんとか…





これだから女は好かん





仕方ない、ちょっと散歩してくるか。





俺は合宿場を抜け出して、砂浜へ行った。