この嫌がり様はいったい……?
説明を乞うようなまなざしを向ければ、志乃さんはハァと深いため息をついて口を開いた。
「この子がね、スタッフに渡された撮影用のチョコが入ったボウルをひっくり返しちゃったのよ」
「わざとじゃないもん!!
だって熱かったんだもん!!☆」
すかさず由依くんが反論する。
それを聞いて私は、ああそれでと納得した。
今日のスチール撮りはバレンタインに向けたチョコレートメーカーの宣伝用ポスター作成のためのもの。
それで由依くんは溶けたチョコレートの入ったボウルを渡されて、予想外に熱かったから落としてしまった。
ミスをしたことでやる気を失くしてしまったのだろう。
「子供みたいなこと言わないの」
「どうせ子供だもん☆」
「屁理屈こねてないで、さっさと迷惑をかけたスタッフに謝って仕事に戻りなさい」
志乃さんと由依くんの押し問答が続く。
どうしたものかと戸惑っていると、今までずっと何か考え込んでいた様子だった光くんが動いた。
説明を乞うようなまなざしを向ければ、志乃さんはハァと深いため息をついて口を開いた。
「この子がね、スタッフに渡された撮影用のチョコが入ったボウルをひっくり返しちゃったのよ」
「わざとじゃないもん!!
だって熱かったんだもん!!☆」
すかさず由依くんが反論する。
それを聞いて私は、ああそれでと納得した。
今日のスチール撮りはバレンタインに向けたチョコレートメーカーの宣伝用ポスター作成のためのもの。
それで由依くんは溶けたチョコレートの入ったボウルを渡されて、予想外に熱かったから落としてしまった。
ミスをしたことでやる気を失くしてしまったのだろう。
「子供みたいなこと言わないの」
「どうせ子供だもん☆」
「屁理屈こねてないで、さっさと迷惑をかけたスタッフに謝って仕事に戻りなさい」
志乃さんと由依くんの押し問答が続く。
どうしたものかと戸惑っていると、今までずっと何か考え込んでいた様子だった光くんが動いた。

