私こそ光る☆君~四季折々番外編~

「へぇ~、そんなこと思ってたんだ?」


ふいに冷たい声がした。



げっ!!

もしかして……。



「もしかしなくてもお前、思考が駄々洩れだったぞ?」


な~!!

そんな怖いことあっさり言わないでよ、ハルちゃ~ん!!


「キミって……」


首筋に言葉という氷の刃を紫水にあてがわれる。

生きた心地がしない。


「面白いね」


そう言って紫水は笑った。


腹黒さが半端なさ過ぎて、いっそ清々しいよ……。