「あれれ?
ハルちゃん、どうしてこんなところにいるの?
ん?
肩どうかしたの?☆」
目隠しを取った由依が小首を傾げて目をパチクリさせる。
か、可愛い……!!
「どうしたもこうしたもねぇ!!
てめぇが今、木刀で人のことぶっ叩いたんだろうが!?」
「ふぇっ……☆」
掴みかかる寸前の様子で一気にまくしたてられた由依は声を詰まらせ、目尻に涙を浮かべた。
その姿はとっても可愛くて、思わずギュッと抱きしめたくなる。
でも……このままじゃ可哀想だよね?
由依は悪くないんだし……。
『遥、そんなに由依を怒らないであげて?
由依には悪気なかったと思うし、ねっ?』
話しながら由依の方に視線を移すと、由依はコクコクと頷く。
「んなこと言ったって、いてぇもんはいてぇんだよ?」
『でも、それで由依だけ責めるのは何かちょっと違うんじゃないかな?』
「そう言えば……」
必死の説得の甲斐あって、遥の声に含まれる怒気が薄れたと安心したが……?
ハルちゃん、どうしてこんなところにいるの?
ん?
肩どうかしたの?☆」
目隠しを取った由依が小首を傾げて目をパチクリさせる。
か、可愛い……!!
「どうしたもこうしたもねぇ!!
てめぇが今、木刀で人のことぶっ叩いたんだろうが!?」
「ふぇっ……☆」
掴みかかる寸前の様子で一気にまくしたてられた由依は声を詰まらせ、目尻に涙を浮かべた。
その姿はとっても可愛くて、思わずギュッと抱きしめたくなる。
でも……このままじゃ可哀想だよね?
由依は悪くないんだし……。
『遥、そんなに由依を怒らないであげて?
由依には悪気なかったと思うし、ねっ?』
話しながら由依の方に視線を移すと、由依はコクコクと頷く。
「んなこと言ったって、いてぇもんはいてぇんだよ?」
『でも、それで由依だけ責めるのは何かちょっと違うんじゃないかな?』
「そう言えば……」
必死の説得の甲斐あって、遥の声に含まれる怒気が薄れたと安心したが……?

