月虎から告白してきて…
私が大好きになったら、
サッカーに集中したい?

私が重荷になったのかな?

「 今日は、ここまででいいよ。
月虎、バイバイ。 」


月虎は何も言わなかった。
ただ私の背中を見送っていた。


距離を置くと言われても、いつものようにできないのはわかっていたから、

翌日マネージャーを辞めた。

一緒にいる時間を減らしたかった。


月虎がサッカーをしている姿を時々見かけた。


新しいマネージャーが入ったみたい。

私の居場所はなくなった。


ねぇ、三日月…。
いつか
この大好きって気持ちを忘れることができるのならいいけど…

できないのなら、
お願いがあるの。

今の この気持ち
月の剣で切り落としてくれませんか?


三日月は、
月の剣なんでしょう?






end