当日…
「美紅、重くない?荷物」
いまあたしたちは集合場所に行く途中。
いろんなものが入ってるからめちゃ重い。
「重い…」
「美紅ちゃん寿々ちゃんおはよー。バスこっちね。」
クラスで明るい美子ちゃんが案内してくれた。
やっとおろせる…。
「疲れたね…」
「うん…あっ!!」
五十嵐君と涼介くんだ。
「おはよ」
「あ、美紅来て」
五十嵐君に呼ばれた。
ちょうど話したいことがあったんだ。
「何?」
「今日涼介告るって」
「あのさ…すずも告るって…」
「はあ!?やべーじゃん」
「うん…」
「まあ俺が何とかするよ」
よかった―…。

