次はあたしの番だ…。

箱の中から紙を一枚とる。

よしっ!これにしよう…。


それを先生に渡すと黒板に席を書く…。


…え?


そこって…五十嵐君の隣じゃんっ!!

でもすずとは離れちゃったけど五十嵐君と作戦できる…。

よし、まあいい席だったからよかったー…。







「みくーぅ!」

すずが元気よく走ってきた。

なんかいいことあったのかな…。




「ん?何ー?」

「斜め前だ涼介君なの!超ラッキー」

まじですか!よかったじゃん。


「あ、みく五十嵐君じゃんっ、運命じゃない?」

はぁぁぁぁぁぁ!?

ないない!!

好きじゃないし…。

「好きじゃないし…」

「えっ、そうなの?気が合うと思ってたから。違ったんだ」

そんなこと思ってたんだ…すず。



そんなんじゃないから!!