『もう、祐香なんか眼中にねぇよ。』


なにいってんだ?…俺。


ビックリして俺を見つめる乃亜。

そのビックリがだんだん怒りの目に
変わっていく。


『眼中にないとか!当たり前じゃん!!
そもそも、祐香がお前みたいな相手目光らして
見てるとでも思う?!』


胸に刺さった。

そうだよな。なんで期待してんだよ。



俺はなにも言い返さずただ黙っていた。


怒った乃亜は教室から出てった。




…誤解。されちゃったかな?