外で待っていると・・・
 プップッ!   !?きたっ!

車が私の目の前に止まる。窓が開いた

 「こんにちわ。さぁ乗って!」

 「こんにちわ!はぁい!」ちょっと可愛い子ぶってる自分がいた。

車に乗ると、「何が食べたい?」と彼。

 私は・・「何でもいいです!お任せします。」
私は、優柔不断で自分では決められない性格なのだ。

 「OK。じゃぁいくよ!」

 「はぁい♪」

車を走らせる。
 最初は無言だったが、彼が口を開いた。

 「さやちゃんっておとなしいね~」

 「えっ?そぉですか?」と苦笑。

 「笑顔可愛い!」

 「やめてくださいよ!うまいですね~!」

笑いながら、10分。お店に到着した。

 居酒屋だった。
 「ここ凄くうまいんだよ!」

 「へぇ~初めて来ます。楽しみです♪」

 「いこう!」

 「はいっ!!」

と、手を引っ張られた!
私の心臓はどきどきしていた。でも、なぜか自然だった。
このとき””あぁこの感じいいなぁ””山田さんのこと・・・。

 「どした?」

 「いえ、何でもないです。。。」

考えていたら、ずっと彼のことを見ていたみたい・・
恥ずかしい。。。顔が真っ赤になっていくのがわかる。

2人でビールを飲みながら溶け込んでいく二人。

たわいもない会話をしていた。
 「俺のことはまさって呼んで!」

 「急には無理ですよ!!」

 「じゃぁ徐々にで!でも頑張ってみて。今一回言えばなれるって!」
と笑いながらいう彼。

 「まさくん・・。」
ボソッと言う私。。やっぱり恥ずかしい。
また顔が赤くなる。それをみて彼は笑っている。
笑っているところも無邪気で可愛い・・。どんどん好きになっていく自分がいた。