DV彼氏

彼

家に帰ってから山田さんに電話してみる。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ・・・
　「はい。」

　「あっ、さっきお食事一緒にしました堀田です。」

　「あぁ～さっきはどうも。」

　「あの、今日はご馳走様でした。」相手が見えないのにお辞儀をする私。

　「いえいえ。それだけ？」

　「はい。ご馳走になったのでお礼をと思いまして・・それと今度ジェット楽しみにしてます。その時もまたお願いします。」

　「あはは。わかったよ！ありがとう。」

　「はい！では、また。失礼します。」

　「はい。じゃぁまたね。おやすみ」

　「おやすみなさい。」そぉいって電話を切る。

布団に入って考える。・・山田さんいい人だなぁ～。でも34歳だしな・・。
彼氏と別れたばかりの私は、心に空いている穴を埋めたかった。
山田さんとならやっていけるかもしれない・・・
そんなことを考えているうちに眠りに入る・・・・・。


　「ふぁ～・・。ん？」ｹｲﾀｲに着信がある。誰だ？

　見てみると・・山田さん？！時間が夜中になっている。
　気付かなかったんだ。どぉしよう・・かけるべきか・・。

　時間を見ると8時過ぎ。きっと仕事だよね・・。お昼にでもかけなおそうかな。
　そう思いｹｲﾀｲを置きテレビを見始める。

　・・・学校？入院してたため休学しているから時間を気にしなくていいのである。

テレビをみてるうちにまた眠りに入った・・・。