友達と別れ家に帰ると私は電源をつけた。

 こんなに長く電源を切っていたことが今までにあっただろうか・・・。

電源を入れたとたん凄い勢いでメールが何通もとどいてくる。。。

そう。全て彼からのものだった。

私は怖くて見れなかった。

落ち着こうと、部屋にケイタイを置きお風呂に入ろうとした。
そのとき!

ケイタイが鳴る。彼から電話が来た。
きっと今まで何度もかけていたのだろう。

だが私は出ることが出来ず。そのままお風呂へ入っていく。

――――――――――2時間後

部屋へ戻った私は。ケイタイを見てびっくりした。
メール15件 着信・・・20件(全て彼で埋め尽くされた着信履歴)

ここまでする?・・私はこのとき怖くて固まっていた。

そのとき・・・そう。彼からの電話である。

もうそろそろ出なきゃ。そう思った私は電話にでた。

 「もしもし。」

 「さや!?お前なんで電源切る?何で電話に出ん?メールも何通おくったとおもっとるんだ!」

罵倒の嵐である。私は最初は黙って聞いていたが。この言葉で何かが切れた。
決定的な言葉だ。

 「男とやっとったんだろ!だから電源切ってメールも返さず・・・」

彼が言い終わる前に私は電話を切り電源を切った。
きったと同時に涙があふれてきたのだ。
 なんで?友達と遊んでただけでこんなこと言われなきゃいけないの?
 私なんか悪いことした?

心の中で叫びながらいつの間にかなきながら眠りについていた・・・