我慢できなくなった相手の竹刀が、動いた。 …この1本で、決まる。 精一杯、手を伸ばして。 今までの想いを、この1本に託して。 「唯っ…いけーーーっ!!!」 凌の声に押されるように。 力を込めて、打つ。 ───凌っ 「めぇぇぇぇんっっ……!!!」