「お粥でも、作ってやるか」 昔から家庭科は得意なほう。 我ながら上手く出来たおかゆにラップをして、 しばらくしてから、唯の様子を見に行った。 唯の額に触れると、さっきよりも熱く感じた。 濡れたタオルを交換しながら、唯の汗を拭う。 唯はうなされていて、苦しそうだった。 しばらく、寝顔を見ていると 寝ている唯が涙を流した。 何の夢を見ているんだろう?