ー唯sideー



午前の部活も終わり、お祭りの準備をするため


私は凌を置いて走って家に帰った。


急いでシャワーを浴びていると、あゆが来た。




「本当に私まで着付け…いいんですか?」


「いいのよ!娘が2人出来た気分で嬉しいわ」


「あゆ、いらっしゃい!」




髪は自分でアップにして、


メイクはあゆにしてもらった。


私が気にしていた首の傷も


あゆが分からないように隠してくれた。




お母さんが手際よく着付けしてくれたおかげで


予定通りの時間に準備が終わった。