「唯は…これなんかどう?ピンク、唯らしくて可愛いと思うけどな」 「でも、また凌に小学生って言われそ~…」 「でもほらっ!この浴衣、ピンクだけど大人っぽいと思わない?」 鏡の前で、あゆと合わせてみると ピンクの生地に咲く花が凛としていて 私でも子供っぽく見えなかった。 浴衣を買ったあと、服を見たりして 最後にカフェに入った。 紅茶を飲みながら、1番気にしていたことを あゆに相談してみることにした。