「なぁ、唯~」 「ん~?」 「時間、やばくないか?」 「…えっ?」 「走らないと、遅刻じゃね?」 「やだーっ!!」 笑いながら、学校まで2人で走る。 いつもの光景だけど、 私たちには十分すぎるくらい幸せだった。