「凌は、1人じゃないよ?ずっと、ずーっと、私が一緒にいる。だから、大丈夫」 唯の体温が伝わってくる。 暖かい… 「ごめんね…私には…こんなことしか出来ないのっ…ごめんねぇ…凌っ…」 「ありがとな…唯っ…」 唯が泣いてるのは、たぶん俺のため。 それだけでも、十分だった。 そして、俺たちはそのまま眠ってしまった。 唯が隣にいるだけで安心できる。 唯と、ずっと一緒にいたい。