「唯がさ、決めたって言ってたんだ」 「何を?」 「分かんねぇ…唯、何考えてんだろ」 昼休み、中庭に寝転ぶ男2人組。 人通りが少なくてちょうどいい。 「お前さ、本当に唯ちゃんのこと好きだな」 「いや、半分は心配かもな」 「お前は過保護な親か」 「高橋に言ったらキモいって言われそう」 俺の言葉に爆笑する健太。 俺は、唯が決めたことを知らない。 何考えてんだよ、唯。