「また一緒に、1本取ろうな」 「凌…っ」 「俺、いつでも待ってるからさ」 私には、待ってくれる人がいる。 凌や先生、お母さんや健太にあゆ。 今なら、夢の中で言っていた 先生の言葉も聞こえるよ。 『唯はもう、剣道ができるよ』