目を覚ますと、外は暗くなっていた。 久しぶりに見た、じいちゃんの夢。 俺たちにとってのじいちゃんは、 尊敬する先生でもあり、 優しいおじいちゃんでもあった。 じいちゃんの笑顔が見たくて、 俺たちは勝ち続けた。 俺たちの剣道の中心には、 いつもじいちゃんがいた。