唯からの連絡は、全くない。


病室で言われた言葉を思い出すと


どうしても、電話できなかった。




学校が終わって、本当は部活。


だけど、俺は家に帰ることにした。




いつも隣にいる唯がいない。


唯の笑顔がない日々。




「ゆい…」




俺は、唯の笑顔を思い出しながら


眠りについた。