期限付きの恋~サイドストーリー・斗真の恋~

斗真は大きくため息をついた。


「人を好きになるのに、時間はいる?」


「いらない・・・」


私は、いつの間にか斗真が好きになってたから・・・


「晴香は、オレのこと好き?」




「・・・うん・・・だいすき」



斗真は微笑んで私を抱き寄せた。


「オレも、好きだよ」



「春馬みたいにならないでね・・・」

「は?どういう意味?」

「あんたたち、性格似てるから、毎日ケンカしそう」

「ばか!!」