旅だて!!二次元へ

で・・・あの後屋上へと来たのだが……

何者だよ!?コイツ!Σ( ̄□ ̄;)

そう・・・屋上へと来たのだが屋上は開いてなかったのだ。

それなのに、コイツときたら懐から鍵を取り出して

扉の鍵を開けてしまったのだ。

何で、転校して来たはずの彼が屋上なんかの

鍵を持ってるんだよ(○□○)ポケ~

つーか・・その前に何で鍵なんか持ってるのさ?

し~んと静まる屋上…

に二人きりでなんだか気まずい…


「あの・・・」

「あのさ・・・」


声が被ってしまった。

そっちからとでも言う様に見るので


「あの…話って何ですか?」


と聞いてみた。


「あ、うん、素で話したほうがいいか」


といきなり訳のわからん事を言い出すと


「君さ、何で本が好きになったわけ?

何一緒なわけ?ふ~ん、じゃ今15歳か。

じゃ、あと少しで16歳かよ・・(チッ)

つーか、何でお前なわけ?

誕生日いつだよ。」


・・・・・・・は?

急に毒舌になりやがりましたよこいつ……


「いやいや、いきなり何言い出すんですか?

って言うか、本を好きな理由をどうして

あなたに言わなくちゃいけないんですか?

それと誕生日もなんで教えないといけないんですか」