一度の保証（短編集）

美容師とゆう職業柄 どうしても不安でならないあたし


あたしも、以前は、貞司のお客だった。


思いきってかっこよすぎる貞司に想いを告げたのが、きっかけで付き合えるまでになれた。


告白した時は、お客さんとは…と言われたが、変わらずあたしが、月に一度の美容室に通い、指名も貞司のままだったことが良かったようで、貞司は、月ごとに優しくなってきてくれていて、４月のある日、いつものように月１の美容室の時、貞司は、プライベート専用と書かれた下に、携帯の番号とアドレスを記した紙を渡してくれた。


それからは、直接連絡を取るようになり…


といった流れだった。


最近 貞司から聞いた話しであたしは、近頃より不安になっていた。


貞司は、あたしを安心させてくれる為に言った事だろうが、あたしにとっては、不安材料にしかならなかった。


それは…


貞司の元カノは、同じ店の子だったとゆうこと


でも今は、違う場所の店舗に行って、ほとんど逢うことなんてないから安心していいとゆう話しだった。


同じ職場の女の子が、貞司に惹かれなかったわけはなく、あたしは 納得しかできなかった。