これは確信…
あとにも先にも
あたしの一番は…
雪…ただ一人…
そしてクリスマスが過ぎた…。
年も明け…
中学最後の冬…休み。
「ちゃんと…勉強してるの?」
お母さんがしつこく聞いてくる。
「まさかあの…不良の子となんて…」
『あーもううるさいな…』
クリスマス以降家から出させてくれなかったじゃん!!
「なによお母さんは心配して…」
ガチャン!!
あたしはお母さんの言葉をさいぎって部屋に入った。
しばらくすると
コンコン…
ドアをノックする音が聞こえてきた。
「夏羽、お母さん友達と買い物しに出かけたから息抜きでもして来たらどおだ?」
『お父さんありがとう!!』
「ただし門限は守れよ…!!」
『わかってるって!!
じゃっ行ってくるね!!』
あたしは知りもしなかった…。
これが、
雪に会えなくなる
カウント…ダウンなんて…

