んがっ…


ちょっ良いところで…
夢から覚めた…。


「なーつ!!」

『ん?』

「クリスマスどうすんの?」

『まだ決まってないよ!!』

「えっもう明後日だよ?」

『ヤバっ決めなきゃ!!』

「雪は?」

『あのバカどうせバイトでしょ』

「あ~そっか!!」

『クリスマスにバイト入れるなんてほんとやだ…。』

「だーからごめんって…」

雪がひょっこり帰ってきた。


『毎年そうだよね…
去年は広クンと約束したとかさ、
一昨年は…』

「一緒にいたじゃん…」

『秋と優吾も一緒にね…』

「うわぁイベントの時に2人きりじゃないとかないわ~」
沙代がニヤニヤしながら言った。

『沙代笑い事じゃないでしょ!!』

「はいはい…頑張ってじゃあね…」

沙代はそう言って教室から出て行った。


「夏羽、愛してる…」

『いや…そんなこと言ったって許さっ』

雪はあたしの唇を塞ぎキスをした。

「夏羽が一番だからなっ」


『っぅーここ教室…』


「誰も見てないよ!!」

『もう…』


「バイト早く終わらせて早く迎えに行くから…」

『うん…』