幾度季節が巡っても忘れらんない恋をした。

「ごめんな…
夏羽今日も部屋に閉じこもってて…」

「そんな…
夏羽さんがショックなのはわかりますから…」

「また来ます。」

「ありがとう…」


コンコン…

「夏羽…
今日も沙代ちゃんと優香ちゃん来てくれたよ…?」


「夏羽…?」

『学校…行かなくちゃ…雪が行きたがってた高校に行かなきゃっ…』


「無理しなくて良いからね…」


『大丈夫だよ…』



「途中まで散歩がてら一緒に行こうか?」

『大丈夫!!
学校行ってきます。』

がちゃっ

「おはよう!!桐原!!

もうだいぶ落ち着いたか…」


『はい…心配かけてすいません。』

「大丈夫だ!!」

『ありがとうございます。』



ガラガラ…


「夏!!」


『あっ沙代に優香…
ごめんね何度も家に来てくれて…』

「なに言ってんの友達でしょ?」

「あっこれ!!一週間分のノート。」


『あっありがとう。』

あたしが学校を休んで…

もう一週間が経っていた。


「桐原っ!!」


『ん?なに広クン』


「あのさっ桐原どこの高校したの?」


『えっと近いし…北校かなっ?しかも制服可愛いし!!』


「そっか!!頑張れよ!!」

『ありがとう…!!』