愛する人を守れなかった…15歳







普通のマンションの駐車場で車をとめた
おそらく、ここが家みたいだ

名前も知らない人の車に乗り、家にも行く
自分でも、危ないことをしているのはわかっていたけど、今さら引き返すことも出来ない
もうどうなってもいいと思っていた
いっそ、死んでもいいとも思った


車のドアをまわってきて、開けてくれた

「どうぞ!」

車を降りて、その人の後ろをついて歩いた
エレベーターに乗った

「俺、りゅう。きみは?」

エレベーターの沈黙の中、名前を聞かれた

「まなみ。」

そう、小さな声で言った

聞いて来たのはそれだけ
結構大きなマンションだった
5階に着くと、降りた
そして、りゅうが鍵であけ、ドアが空いた
すると、りゅうはまなを先にいれてくれた
小さな気遣いができる優しい人だなっと思った