愛する人を守れなかった…15歳





8月


中学校最後の夏休み
今まで頑張ってきた部活を辞めた
顧問のやり方がきにくわなかった
それだけが理由ではないけれど
部活は吹奏楽部だった
一応、今まで頑張ってきたつもりだ
だから、辞めた時は正直辛くて、意味もなく夜の町を歩いたりしていた

そんな時、あなたに出逢った



「なぁーにしてんの?こんな時間に1人で」

正直怖くて、走って逃げたかった
でも、それすら出来なかった
多分、その人はかなり酔っていたみたいで酒臭くて、異様に近かった
困っていたら、あなたが助けてくれた

「おい!何やってんだよ!怖がってんだろ!」

そんな風に、少し飽きれぎみで助けてくれた
そして、その整った顔でこっちをジロジロとみてきた

「もしかして、未成年?」

まなは、小さく頷いた

「はぁー!何やってんだよ!こんな時間に1人で!」

まなは、下を向いて目を合わさなかった

「家まで送ってやるよ!家どこ?」

怖い人だと思っていたけど、その時いい人なんだと知った
でも、まなは家には帰りたくなかった

「かえりたくない。」

まなは、聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で言った
それを聞きとってくれた

「俺ん家来る?」

あまりにも、突然で信じられなくて驚いた顔その人の顔をみた
顔をみた感じまぢっぽい