浅ちゃんとは小学校から一緒で親同士も仲が良い。
むしろ、親の方が仲が良いぐらい。
昔は浅ちゃんと毎日遊んでいた。
家が近かったので登下校も一緒だった。
帰り道、駄菓子屋でよく買い食いをした。同じ床屋で髪の毛を切った。
掃除をサボって担任の先生に一緒にげんこつをもらった。
中学になると浅ちゃんがサッカー部に入ったので僕も入った。
運動神経の良かった浅ちゃんはすぐにレギュラーになった。
運動神経の悪かった僕はずっと補欠だった。
浅ちゃんの周りにはどんどん友達が増えていった。
おもしろくて優しい浅ちゃんは皆の中心だった。
髪の毛がサラサラで整った顔をしている浅ちゃんは女の子にもモテた。
僕はサッカー部を途中でやめた。学校は別々で行くようになった。
クラスが別になった。浅ちゃんと前みたいに喋らなくなった。
それでも浅ちゃんと同じ高校に行くことになった。
浅ちゃんはあれだけ頑張っていたサッカーをやめた。
その代わりバイトを始めて髪の毛が茶色になった。
知らない内に耳に穴もあいていた。
高校二年になってクラスが一緒になった。
昔みたいにとはいかないけど、でも、最近浅ちゃんとまた少しずつ喋るようになった。それってすごく、僕にとって嬉しいことだった。
むしろ、親の方が仲が良いぐらい。
昔は浅ちゃんと毎日遊んでいた。
家が近かったので登下校も一緒だった。
帰り道、駄菓子屋でよく買い食いをした。同じ床屋で髪の毛を切った。
掃除をサボって担任の先生に一緒にげんこつをもらった。
中学になると浅ちゃんがサッカー部に入ったので僕も入った。
運動神経の良かった浅ちゃんはすぐにレギュラーになった。
運動神経の悪かった僕はずっと補欠だった。
浅ちゃんの周りにはどんどん友達が増えていった。
おもしろくて優しい浅ちゃんは皆の中心だった。
髪の毛がサラサラで整った顔をしている浅ちゃんは女の子にもモテた。
僕はサッカー部を途中でやめた。学校は別々で行くようになった。
クラスが別になった。浅ちゃんと前みたいに喋らなくなった。
それでも浅ちゃんと同じ高校に行くことになった。
浅ちゃんはあれだけ頑張っていたサッカーをやめた。
その代わりバイトを始めて髪の毛が茶色になった。
知らない内に耳に穴もあいていた。
高校二年になってクラスが一緒になった。
昔みたいにとはいかないけど、でも、最近浅ちゃんとまた少しずつ喋るようになった。それってすごく、僕にとって嬉しいことだった。

