「じゃぁ何でそんなつらそうな顔してんだよ・・・

俺らは白虎のみんなはお前が必要なんだよ。
お前が来てからみんな変わったんだ。

俺も変れた。



だからまた前みたいに俺らんとこ来いよ。

風龍だとか、敵だとか関係なく。」




私だって本当はみんなとまだ居たいけど・・・
やっぱり敵同士だし...




でも何でみんなこんなに優しいの?
私の事軽蔑しないの??
みんなを騙してたのに・・




「わかんないよ・・・・






なんで??なんでみんなそんな事言うんだよ!!!



私はみんなの事騙してたんだよ。敵ってわかってて近くにいたんだよ。

白虎の情報、火龍に流してたとか思わないの??」




「フッ。麗花が流すわけねぇジャン。俺ら結構麗花と一緒にいたんだぞ。麗花がそんな奴じゃないことぐらいわかってんだよ。あほ。お前は大人しく白虎に居ればいいんだよ」




ありがとね。
でもね、これは私1人の問題じゃないから。


私はトップなんだ。
下にはたくさんの仲間がいる。
だから私1人の都合で敵と仲良くはできない。





「ごめん。みんなの気持ちはよく伝わった。
私だってみんなと居たい。」




「じゃぁ「でも




でも。これは私1人の都合で決めれない。
敵同士が仲良くしてるっておかしいじゃん。
下にいるみんなはそんなの嫌かもしれないじゃん。
だから・・・
だからみんなとは居れない。

だから本当にもう私に関わらないで。」