先生、恋を教えて下さい。



先生は、うんうんと感心している。

なぜか感心された私。


あぁ、恥ずかしくなってきた…。


きっと私の顔は真っ赤だろう。


「俺のことからかってる?」


先生がうつむいた私の顔をのぞき込む。


「いえ、あのっ…」


何コレっ…こんなの、私らしくない…!

真っ赤な顔を見られたくなくて、私は顔を背けた。


「顔真っ赤やで?可愛いとこあるやん。」


そんな私を先生はフッと笑う。