どうしよう。 どうしようどうしようどうしよう…!! 逃げるにも逃げられない状況に脳内パニック真っ最中。 顔は青ざめていることだろう。 「ご…ごめんなさ…」 勝手に口から零れるのは謝罪の言葉のみ。 それしか出てこなかった。 それくらいしか出せないくらい追い込まれているのかもしれない。 だってありえない。 どうしてこうなってしまったんだ? あたしは何も悪いことはしていないはずなのに、なんて仕舞いにはそんなことを思ってしまった。