「おはよっさーん」 いつもと変わらずの明るい声と共に、背後からぽんっと肩を軽く叩かれる。 「おはよー」 振り返りながらあたしはそう言うと、ほのかと並んで歩き出す。 なんのビックリニュースもなければ変わったこともない日常。 学校に来て勉強をして帰るだけの、今まで通りの日常。 プール掃除の時が特別だっただけで、本来のあたしの1日はこんな、なんてこともないものなのだ。 そう、これが通常通りのあたしの日常だ。 何も変わっていない、通常の日常が戻ってきた、たったそれだけのこと。