そんなあたし達を見ていたほのかは不思議そうに首を傾げた。 「お金貸せって…それだけ?」 「あー…うん、そうみたい」 「もっと話してくれてもいいじゃんねー?」 「…そうだね」 視線は先輩の背中。 あたしはそのまま視線を下に下げた。 モヤモヤする。 グチャグチャな心。 分からない。 どうしてこんなきもちになるのだろう。 今まではこんな気持ちにはならなかったのに。