ドサッ!




僕の体は地面に落ちた。



でも


運が

良かったのか



道路に

じゃなく


公園の近くにある


花壇の


上。



「昴!!」


姉ちゃんが

泣きながら


僕の名前を
呼ぶ。


でも


僕は

体が動かせなくて



声も


出なくて



黙って

いるしか


なかった