「これが…


これが

大丈夫に

見えるの!?」



姉ちゃん


そんなに
怒んないでよ



悪いのは


僕なんだ



その時、
誰かが
僕に
話しかけた。



「救急車を呼んだから

落ち着いて…。

とりあえず…


君、意識ある?」



あぁ…




さっきの…。


理解した

僕は

わずかに

目を開けたまま


わずかに動く首で


うなずいた。