「うわ!怪力女だ!」 「あいつに近づくと宇宙まで飛ばされるらしいぞ」 まわりはあたしを恐れ離れていく。 宇宙まで飛ばされるだ?さすがにありえないつーの!! 「明良、おはよう!」 「瑠璃香、おはよう」 堂本瑠璃香、あたしの数少ない友達のうちの1人。 瑠璃香とは高2のときクラスがいっしょになって仲良くなったんだ。 「おっ、怪力女じゃないか」 「康介…」